Google検索で上位に居たいのなら真面目にやるのが一番の近道です。10年-20年程前は「被リンク売ります!」とか「SEOの裏技!」みたいな商材が売れていました。これは当時の検索エンジンの評価基準を騙すような方法ばかりで、しかもそれが一時的にとはいえ有効でした。
現在、Googleのメイン収益は広告です。検索したキーワードに合わせて広告が出る「Google広告」の収益を維持するためにも、裏をかいたり隙を付くようなものは排除しなければなりません。そのため、徹底的にズルをしているサイトの評価を下げたり、または表示されなくなるような対策を取っています。そもそも、順位変動の項目更新が頻繁ですから、怪しげな商材に頼らず真面目にサイトを作る事が、安定的に上位表示される一番の近道になります。
では真面目なサイトはどういうものでしょうか。重要なのは「タグ構成」と「被リンク」だと言われていますが、ここは敢えてGoogle検索の成り立ちから考えてみましょう。Google検索の開発は「論文の検索」からスタートしています。そのため、論文にとって重要な「論の構成」と「引用元」を重視しています。それをSEOに当てはめて考えると
論の構成とタグ構成
タイトル→導入→→→→第1章→1章その1→本文
→第2章→2章その1→本文
→第3章→3章その1→本文→結論→→終了
title→→description→H1→→→H2→→→→本文
→H1→→→H2→→→→本文
→H1→→→H2→→→→本文→まとめ→footer
htmlタグに例えるとこうなります。いわゆるこういう論文スタイルの構成だと高評価されやすいです。
引用元
「素晴らしい論文に 引用されてる論文も、 素晴らしい論文」
「評価の良いサイトに リンクされてるサイトも 良いサイト」
Googleの創業者が「素晴らしい論文に引用されてる論文って、同じように素晴らしい論文だよな」という事に気づいた事からGoogle検索は始まった、という話は有名です。現在でもこの考え方からブレていません。
SEOの評価基準でも10年以上「最重要」とされる「正しくタグを書く」と「被リンク」はここから来ています。
正しいタグの書き方はWebの世界標準HTML5。タグはHTML5の文法通りに入力していく事が大事です。
被リンクに関しては、実商売で関連のある企業や友人等から少しずつ増やして行くことが大切ですが、現在はSNSなどを通じて勝手に被リンクを受けることもしばしばありますので、長く続けていけば着実に増えていきます。ですが1年程度を目処に、公共団体や大学、または行政機関などの権威性のあるサイトから被リンクを貰えるような状態には持っていきたいところです。
もちろん他にも、細かなSEOの技術はありますが基本はこれです。この二つを踏まえた上で他の書き方を考察・実践する事が王道的なSEOです。