単語（ニーズ）が分かり、商品をPRする言葉が生まれたら、ストーリーを語りましょう。
商品が生まれるには理由があります。その作った理由、作る時に大変だった事、こだわり。こういった事がストーリーとなって、商品を一層魅力的に彩ります。専門性の高い内容の方が強いこだわりが見えて良いでしょうし、本気度も伝わります。プロフェショナルの流儀を見せる事で、信頼性や権威性につながるからです。
そういったストーリーを聞くと商品のイメージが明確になり、期待度も増します。また、何か自分の生活に関連した事柄や興味のある事柄とストーリーが重なれば、一気に購入へと駆り立てます。
商品のカタログスペックをズラズラと覚える必要はありません。お客さんからすれば、それは読んだり見たりすればわかる事です。それよりも、商品を作った人や実際に販売するスタッフが、その商品のストーリーを語れる事が重要です。そのストーリーに個人の意見や思いを加える事が出来たら120点です。お客さんは薦められた商品に強い興味を持ちます。
ひとつひとつの商品が生み出すストーリーが、やがて会社全体のイメージとなっていきます。これがブランディングです。ブランディングと聞くと、何か世界的な大企業しかやっていないイメージがあるかも知れませんが、現代は誰もがブランディングをしています。難しいことでは無いからです。
