三脚で撮影した360度写真に写り込んだ人をPhotoshop等で簡単に消す方法

三脚で撮影した360度写真に写り込んだ人をPhotoshop等で簡単に消す方法

360度写真を撮影すると、最初に突き当たる壁が「撮影者が写り込んでしまう」事でしょう。
ちょうど良く隠れられるモノがあれば良いですが、なかなかそんな上手いこといきません。

今回は、本当にとりあえずの作業として、写り込んでいる人を消す方法です。
この方法は別に360度写真に限った事では無い、単純な合成作業です。
というわけで普通の写真と同様にPhotoshop等で加工します。

手順だけ先に書きましょう。
１）まず、撮影する時に複数枚、撮影しておきます。
２）撮影者の位置以外同じ絵の画像1と画像2が出来ます。
３）画像1に写り込んでいる撮影者の上に、画像2の写り込んでいない部分をコピペして完了です。

超簡単ですね。やってみましょう。

合成したい画像01 – Spherical Image – RICOH THETA

合成したい画像02 – Spherical Image – RICOH THETA

この二枚の360度画像を、Photoshopなどの画像編集ツールに入れると、こうなります。

一枚目、画面中央に映っている男に、2枚目の画像を部分的に重ねて。

保存して終了です。

ポイントとしては、撮影する時に全く同じ様に撮影する事なので、三脚必須になります。
それから、影の位置なども見ておいて下さい。朝や夕方は影が長いので、切り取りが面倒だったりします。

中央の男を消した画像 – Spherical Image – RICOH THETA

Photoshopに限らず。Gimpやフリーの画像編集ソフトでも出来る事なので、ぜひ試してみて下さい。