吉田うどんと鳴沢氷穴、そして本栖湖。
2019年2月4日 投稿者: たかなすび 0

吉田うどんと鳴沢氷穴、そして本栖湖。

朝起きるとあまりに富士山が綺麗だったのでYを誘うと「忙しい」と断られたので、いつものように重岡と「吉田うどん」→「杓子山(富士山撮影スポットで有名らしい)」→「鳴沢氷穴」→「本栖湖」→「ほうとう屋」とまわってきました。

御殿場のとある歩道橋からの富士山 – Spherical Image – RICOH THETA


御殿場に到着すると残雪がチラホラ。重岡と合流して富士吉田へ向かう。積もったままの雪が歩道や日陰にわんさか。

吉田うどんの有名店山崎家うどん。 – Spherical Image – RICOH THETA


「これだから御殿場は…」と毒づく俺を乗せて、重岡カーは彼オススメのうどん屋へ。俺は肉うどん、重岡は焼き肉定食を注文。コシのあるうどん、うまい。肉うどんなのに肉が一つまみしか入っていないことが不満だが…。焼き肉定食は小うどん付きでお得。うらやましい…。

鳴沢氷穴へ向かう途中のコンビニから – Spherical Image – RICOH THETA


その後、杓子山へ向かう。進めば進むほど危険な雰囲気が増していき、不動温泉なる施設前で断念。あまりの積雪と急な坂道に、引き返すことにした。目的も無く下調べもしない、そんな我々の旅では本当にいつもの事だ。来た道を戻りながら、流れで杓子山の由来を妄想する。昔話を勝手に創作、完成させた。これで吉田うどんの昔話(創作者はNと俺)に続いて二つ目になる。いつか御披露目したいものだ。次は鳴沢氷穴へ。

鳴沢氷穴入り口 – Spherical Image – RICOH THETA


俺が今までいった洞窟は、ほぼ全て重岡が同行している。そろそろ洞窟探検家コンビとして、国や国際組織などから何かしらのオファーがあっても良いレベルだろう。そんな俺たちだが、鳴沢氷穴には来たことがなかった。到着してびっくり。すごく立派な建物だったのである。海外からの観光客も結構おり、人気スポットの風情だ。少しがっかりしながら350円を支払い中へ。そして作業用ヘルメットを装着する二人。そう、ここはヘルメット着用義務がある洞窟なのだ。

鳴沢氷穴入ってすぐのところ。氷満載。 – Spherical Image – RICOH THETA


中へ入り設置された階段を進む。作り込まれた階段と手すり。さらにヘルメットもあるので万全だ。うん。これは今まで行ったモノとは違う。レジャー洞窟だ。刺さるような突起むき出しの岩肌や、通路とはとても言えないただの岩の隙間などない。至極安全なルートを標識通りに歩く。所々凍っているのは流石に氷穴といったところだが、危険性があるのはただそれだけである。あぁ、これはレジャーなのだ。

鳴沢氷穴のメインエリア。ライトアップがかなりキレイ! – Spherical Image – RICOH THETA


少し進むと開けた場所に出る。そこにあるのはつららが天井から地面にまで到達したカーテン。まさに氷柱(つらら)になっている天然氷だ。その逆サイドにあるのは青くライトアップされた四角く切り出された氷。まるでカリブの海賊にあった宝物のように美しく輝いている。他の観光客が過ぎ去るのを待ちながら、ゆっくりと写真を撮った。

次は何があるのか。階段を昇ると、そこは出口だった。撮影時間を抜いたら、およそ2分。カップ麺すら出来ない時間で終了である。洞窟探検家としては、あまりにも物足りない…。

本栖湖北側にある富士山展望台。 – Spherical Image – RICOH THETA


そんな不満を胸に、次は本栖湖を目指します。鳴沢氷穴から本栖湖まで、そこまで遠く無い。30分ほどで撮影スポット「富士山展望台」に到着すると、そこには凄いカメラを持った人たちがズラリと並んでいた。

「おー、本気の人たちだ…」と話しながら車を止めてその中へ入っていく俺たち。確かに今朝、富士山が綺麗だったからここまで来たわけだけど、皆、考える事は同じなわけだ。高い透明度を誇る本栖湖に映りこむ逆さ富士狙いか、夕方の赤富士狙いか。わざわざそれを待つような事すらしない非本気な俺たちはスルりと撮影。

本栖湖一周してみるか、とキャンプ場まみれの道を進む。流石の寒さに、キャンプ客は先ほどの展望台近くにしかおらず、後は1人釣り客を見かけた。
「本栖湖は、モンキーターンってマンガに出てたよ。競艇選手の養成所があったんだよなー」など、とりとめない会話の先にあったのは、通行止めの看板であった。

そうなると夕飯のことしか口に出ない我々。何にしようかと色々案は出るが、重岡家に停めてある俺の車がネックになる。御殿場へのルート途中に限定して、それでもいくつか出た中で二人とも食べた事のない「塩ほうとう」に決まった。ほうとうと言えば味噌とカボチャのイメージだか、塩ほうとうとはどんなものなのか…。

二枚目の写真が塩ほうとうだ!おぉ、何か凄いじゃん!うまそう!俺が写真撮ってる間にガツガツ食い始める重岡。一口食べるごとに、いちいち「うん、うん」と旨いですよアピールしてくるところが鼻につく。というわけでイザ実食。

んー???

えぇっと、俺は椎茸苦手なんスよ。本当に全くダメで…。これ、すんごい椎茸出汁だわ…。

人によってはすげー旨い!最高!と言うだろう。実際に重岡は旨い旨いと食っていた。しかし、俺にとっては天敵レベルの食べ物だった。満足度15%のまま、家路につきましたとさ。

というわけで、今回のルート。

富士山の北側を半周する感じでした。最後に行ったほうとう屋は載せていません。軽くディスっているので。椎茸好きな方は御殿場周辺で探して見て下さい。