富士山五合目へ行ってきました
2018年11月12日 投稿者: たかなすび 0

富士山5合目行ってきました。

先日、ノリで富士山5合目行ってきました。朝日が良い感じだったので、雲海が期待出来るんじゃないか?と。ついでに先週の紅葉リベンジも兼ねるつもりだったけど、曇り強めだったのでそこは適当に。

忍野八海そばの小川 – Spherical Image – RICOH THETA


御殿場まで行き、重岡の車に乗り換えて移動開始。時間もあるし通り道だから、と全く興味の無い忍野八海へ行くことにした。先週近くを通った時には、遠目からでも分かるくらいの大量の中国人が見えていたが…。まぁ時間もあるし、まずは周囲の小川へ。

ここは人も少なくて良い感じ。重岡は「古き良き日本の風景だねぇ」とかヌカすが、俺の地元はこんな感じなので黙殺。取り敢えず橋の上から撮影。この時俺と重岡は橋の下に隠れているんだけど、農作業中のおっさんの背中を見ながら「あ、これ見つかったら妖怪だと思われるな」とか考える。または式神。


それから移動して忍野八海のメイン所近くの神社にご挨拶。富士山形の御神輿が展示されていて、山梨の富士山愛もまぁまぁだな、とか思う。まぁ静岡側から見る富士山の方が美しいが…。


でようやく忍野八海へ。8つの池があるらしいが、基本無料ながらモノによっては有料とかもある。もちろん払う気も無し。大量の中国人の間をすり抜けながら移動。こいつらなにが楽しいんだ?お前らの国のが、もっとスゲーとこあるだろ。そもそも、だ。この池綺麗だけどさ、柿田川(家から徒歩20分)のがもっと綺麗なんだよ。同じ富士山の伏流水だし。全く盛り上がらないテンションのまま、モデルみたいなポーズで撮影する中国人のオバサンを横目に移動すると、いつの間に買ったのか干し柿を頬張る重岡に再びイラっとする。何故干し芋にしない!俺は干し柿苦手なんだよ!と八つ当たりするが、こいつホントに干し柿食うのが似合うので、そこからは何を食っても見逃す事にした。鯛焼きやこんじょうやき(?)とかも食ってた。

適当に昼食を済ませ、次は「船津胎内樹型」へ。文字を見てもなんじゃそりゃって名前で全く内容がイメージ出来ない。Googlemapに出ていたので取り敢えず入場。すると…。
「また洞窟かよ!」
簡単に説明すると、富士山噴火したとき流れた溶岩が樹木を飲み込み、冷えて固まった後に飲み込まれた樹木が分解して空洞が残る。その空洞が「冨士講」の聖地になり、神社として奉られているのがこの「胎内神社」であり、今は富士山の研修施設になっているのである。

そんなわけで研修センターで200円払い入場。駒門風穴に続きまたしても洞窟かよ、と閉所嫌いな俺はイヤイヤ進む。まずは神社にご挨拶。するとなんと、この神社の中が入り口。賽銭箱の向こう側に進むという、何か…良いのか?って感じしながら奥へ。スゲー狭いってほどじゃないですな。身長172の俺が少し屈めば通れる感じ。太さそれくらいの木だったわけだね。こういう木が8本くらい折り重なって、今の穴になっているそうな。興味深い。その中でも一番細い「母の胎内」へ。もちろん俺は行かない!重岡一人で行ってもらい、その場で待機。センターの人の説明では、富士山の神様「コノハナサクヤヒメ」は、この奥で子供を産んだと言われているそうな。一発で出来ちゃったから、旦那のニニギノミコトが疑って認知しなくて、彼の子だと証明するために産屋に火を放って産んだという神話…。放火っていうか噴火の事だったんだな…。そんなこと考えながら待っていると、母の胎内から戻ってキレイな心に生まれ変わった重岡帰還。そしてさらに進む。岩肌はツルツルで面白い。三島の溶岩はゴツゴツなのに、こんなトゥルントゥルンになるとは。摩訶不思議だ。でゴール。およそ15分くらい?そんなに長くは無いけど、何とも面白い経験でした。

Post from RICOH THETA. – スバルラインの途中。三脚面倒なので手で撮影。


心が綺麗になった重岡と、最後に目指すは富士スバルラインの終点、富士山5合目。車で行ける最高峰です。そこで見る夕日は、さぞかし綺麗だろう。と思ってたんだけど。車で行くってことは途中見えるから、想像出来ちゃうんだよね。それでも興奮を隠そうともしない重岡は随所でいちいち車を停めて撮影。俺、中学ん時に頂上まで行ってるからなぁ…、とか思いつつ、4時前には5合目到着!ここも中国人スゲー量!ウンザリ!

Post from RICOH THETA. – 富士山五合目からの景色。雲海が素晴らしかった。


という気持ちを抑えながら、有料展望台(100円)へ。ここまではヤツラも上がってこない。俺たち以外に四人くらいしか居なかった。アメリカ人らしき男二人のコンビと何故か国際交流。
「おいおい富士山に雲かかっちまったぜ、霧じゃなくて雲なんだよな、スゲーな」
「タイミングわりいなぁ、おい」
「それ360度カメラか?COOLだな!」
なんて話しながら撮影。楽しい。狙ってた日没(五時前)は、駐車場が四時半で閉鎖されてしまうため撮影出来ず。ギリギリまで粘って撮りました。

というわけで今回のルート。

いやー、トータルでは楽しかったよ?