2018年9月29日 投稿者: たかなすび 0

OculusGoの見え方で気になる線みたいなの。

追記:2019/12/20
私が気になっていた線はいわゆる「網目感」。
最近この言葉を拾う事が出来て、ようやく共通の認識を持っている人達もいると感じました。
業界用語では「スクリーンドア効果」というらしいので、気になる人は調べてみてください。

Youtuebが4K対応になって久しいですが、
PCのモニターも4Kじゃないので実際違いが良くわかりません。

そんな中、OculusGoを買ったのでスマホに例の箱付けて見え方の比較してみたいと思いました。

まず、単純に画質の違い。
OculusGoだと8K以上は普通(そこそこきれい)。
4Kは見られないことはないレベル
FHD以下は話にならないレベルです。

OculusGoで見る場合とスマホで見る場合でも若干違いはありますけど、
OculusGoの場合だと4Kがデッドラインかなぁ、という気がします。

それから平面視と立体視の違い。
ヘッドマウントディスプレイで見る場合、この違いが本当にわかりやすいです。
スマホで見ると、画像が左右に並んでいるものになるので、
よく家電屋などで売ってる箱を使わない限り、スマホで立体視は出来ません。

平面の360度4K画像をスマホで見る場合とOculusGoで見た場合、
どれくらい印象の違いがあるのかを比較してみました。
もちろん、画面サイズ違うんだから当たり前じゃん!と思う方多いと思いますが、
それを差し引いての「印象」というお話と思って頂ければ。

1)スマホで見た場合

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


こういう感じです。スマホだと結構綺麗に見えていると思います。

2)OculusGoで見た場合(画像を少しズームして、海や山の線を比較してみてください)

これがOculusuGoのスクリーンショット機能で撮影した画像。この機能だと実際は「1024×1024」の画像が内部ストレージに格納されます。これだけ見るとかなり綺麗な画像に見えます。でもこれ、体感だと結構違うんです。

実際私にはこういう感じくらいに粗く見えるんですね。正確にはもっと粗いかも。

視力云々というよりも、画像が粗い感じに見えています。
単純に解像度低い画像を引き伸ばした時の感じ。
フォトショで言うと「大きいカンバスサイズに元画像を引き伸ばして、貼り付けようとする直前の粗い画像」。
これに近いです。

この状態で360度見るわけなんですが、パッと見はその視野の広さから「おおっ!!」ってなります。
ですが、よーく見ると粗さが目立って、少し残念な画像になります。
改めていいますが、これで4K画質で同じ画像ファイルです。

OculusuGoは液晶ディスプレイなので、
アパーチャーグリルとかダンパ線だとか、そういうモノ?みたいなのが気になります。
通常のモニターを至近距離で見ると粗く見えますね。
つまりはそういう事です。

やはり16K×2という現在の一般人には手の届かないレベルのカメラ+PCでないと、
その場の空間を切り取るレベルの画像や映像を撮影するのは厳しいのでしょう。

と、こんな事を書いていますが、これってあくまで私の主観。全く粗さが気にならないという人ももちろん居ると思います。

それに何より、Thetaを使って自分で撮影したものをOculusGoで見るのは、とっても楽しいのです。
何よりスマホなら問題無く楽しめるわけですから、ヘッドマウントディスプレイが普及していると言いにくい現状、これはこれで問題は無いわけです。

画質にこだわらないで楽しめるネタを何か考えたいところですね。