OculusGoを買ってみて
2018年9月23日 投稿者: たかなすび 0

OculusGoを買ってみて

Thetaと同時に買ったけど、大分後に届いたOculusGo。
Oculusの公式サイトからしか購入出来ないという、普通の人からしたら敷居が高い印象でしたので、買い方の解説サイトなんかを見ながらポチポチ。
ローマ字で入力しないと駄目だの、カード払いの登録だの、結構面倒でした。
(2018年末には、アマゾンでの購入も可能になっているそうです。)



というわけで、実機を見てみます。箱開けるよー系サイトがよくあるので、そこは省略。
フィットする位置を探すまで時間がかかります。
また、西洋人の「鼻」を前提に作られているので、平たい顔族の日本人は、鼻部分の隙間、結構でかいです。
実際、使用していると気にならないと言えば気にならないし、その部分から外部が多少見えるので安心と言えば安心ですが。

あとは耳の部分のバンドが気になると言えば気になります。上に持ってくるべきか、耳をぺたんとしてそのまま頭を一周するべきか。
私はその日の気分で選んでいますが、メガネかけている人はどうするのがベストなんでしょ。とは言ってもゴム紐バンドなので、適当でもOKですけどね。
このゴムバンド、頭頂部を縦断する形で、後頭部部分にマジックテープで貼り付けるのですが、ここが結構重要です。
しっかり貼り付けておけばズレないのですが、適当にやっておくと首を振ったときにズレていきます。

外部で気になったのはこんなところでしょうか。



次は実際に中を見てみます。

最初は本当に感動します。すげー!ほんとにヴァーチャルで海外の景色とか見られる!と。
で、実際にThetaVで撮影した画像などを見てみると、やっぱりなかなかおもしろい。

おもしろいのですが…。
ここで初めて「立体視」と「平面画像」を体感する事になりました。(細かい事は次の記事に書きます。)
また、動画等もやっぱり凄い!没入感とはこういう事か!と思いきや…。

思いきや…。
粗い動画の時は特に、ドットの線が気になります…。なんでしょ、線というかピクセルというか。
昔のブラウン管テレビを目の前で見ると、走査線が見えましたよね。あの感じに似ているんです。
アレが見えるわけです。この最先端マシンで。(最先端といっても、ゴムバンドとかでアナログ感凄いけど。)

最初、「何でこんなのが見えるものを販売したんだろう?」と考えたんですが、
これ単純に解像度の問題なんです。見ている映像の。
解像度が高い8K動画なんかはまぁ普通に見えるわけですよ。
4Kも結構ギリギリでまぁ見られるかな、という感じ。
FHDもうアウトです。こうなると風景動画はぼやけて見えます。

どうもThetaVの場合、最高画質画像も4K動画もリアリティーのある写真や動画は「一部屋以内」という印象。
YouTubeでかなり良い感じの動画は8K動画(6K)がほとんど。

これってどういう事かと言うと、
ThetaVではスマホで見る分には凄く良い。
ヘッドマウントディスプレイでは、VRのいろはの「い」を体感出来る。

こんな感じなわけです。



色々調べてみると、OculusGoの開発者がいうには「空間を切り取っているレベルを体感するには、片眼16Kの映像素材が必要だ」と。

人間の視覚能力の限界が8Kなのに、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/4320p
それよりも上!?

これは脳内補正も考えて、のことみたいですね。人間の目と脳は、めちゃくちゃ高性能だから、と。

ほうー、なるほどー。
って16K動画を2つ並べた映像を編集出来るパソコンって幾らすんのよ!?

軽く調べたところ、現在そんな想定の民間用マシンは販売してないみたいで…。

でもマシンの進化を考えたら、あと10年くらいでそんなマシンを一般人も買える時代が来るかもしれませんね。

次回は、平面視と立体視について。